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[MY B-TRIP]

  • [30]トヨタ博物館

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    映画「となりのトトロ」で久々に再会したオート三輪。
    その右奥が初代コロナ。三輪の奥がコニー(現愛知機械)。
    コニーなんて私の幼少期はいっぱい走っていたもの。
    手前のバイクは、かの有名な「ホンダベンリー」です。

    ・トヨタ2000GT。今でも程度の良いものは1000万位する。
    ・タイヤサイズは、165SR15。超高速対応の扁平ラジアルタイヤと謳われたものでした。


    ・AYAちゃんの乗っていた初代セリカLB。
    ・これは希少な2000GT。

    ・これも懐かしい初代シビック。
    ・RSがナル氏の自家用車でしたね。


    ・モーターライフ到来、初代カローラ(これはスプリンターかな?)。
    ・奥に見えるのが2台目ブルーバード。確か、ピニンファリーナデザイン。でも、あまり売れなかったと記憶しています。


    ・当時、高級車だった(ルノー?)ヒルマン。日野自動車でノックダウン生産されていた。
    ・当時はGMやFORDなど、多くの海外メーカが日本でノックダウン生産をしておりました。そういえば、最近、久しぶりにGMがサターンを日本で生産開始すると発表して話題になりましたね。


    ・海を渡ると、こんな飛びそうな車がうじゃうじゃ走っていた。
    ・これはフォードインパラ。実物は私もはじめて見ました。内装も赤の皮張り。


    [参考]今世紀最後のうちのメンバー…最近は人数も増え

    ・小学校時代、TVカメラが乗って、東名高速御殿場付近で開通した新幹線と勝負?したトヨタ800。
    ・トヨタ800は、非力なパブリカ譲りのエンジンながら、その卓越した軽量化設計と、空力改善でホンダS800に対して燃費、運動性能で優位だったと記憶しています。設計には、旧中島飛行機からトヨタへ入社された長谷川技監の影響があったのでしょうか。

    [参考]当時の少年サンデー…昔は忍者、未来もの、戦争ものが多かった。

    ・表紙は「伊賀の影丸」。
    ・連載漫画「おばけのQ太郎」「おそ末くん」「スーパージェッター」
    ・大懸賞が「テープレコーダ」というのが奮っているでしょう?

    ・さて時代はさらに戻っていきます。
    ・後はこうやって運転すると見本を示すどっかの娘。


    ・昭和30年代末から40年代の日用品。


    [参考]当時の日本の様子…名古屋星が丘住宅付近
    ・日本の様子は、この名古屋星が丘アパート前バスの停留所を見て頂ければ大体察しが付きませんか?
    ・現在の、星が丘前の大通りの三越角を東に折れて、ロイヤルホストのある交差点手前の坂道の左手にあるコンクリート建てのアパート群が、この星が丘住宅前です。私の幼少の頃は、おばあさんはほとんど和服で暮らしてらした記憶です。

    ・さらに時代はさかのぼり、1900年代前半へ。
    ・このあたりのアメリカやフランス、ドイツなどの展示車を見ていると、とても面白いことに気が付きます。おわかりでしょうか?


    ・上記の回答は、「当時の全世界の車のハンドルは右側にあった。」ということです。
    ・それは、車両通行方向が逆だったわけではなく、アメリカなど、右側通行のままで右ハンドルでした。
    ・それを大きく転換させたのが、T型フォードであったわけです。その大量生産の申し子は、ミッションのリモートコントロールとの関係でどうしてもハンドルを左側に持ってくるしかなかったのです。当時、追い越し時の事故(右側通行で右ハンドルですから)も多く、左ハンドル化が望まれたという事も潜在的に存在していたのかもしれません。
    ・また、マニュアルミッションの操作が左手のままだったので違和感が無かったのかもしれません。

    ・T型フォードのキャビン内。

    ・これは、歴史に残る車。
    ・モーガンですが、フロントサスペンションにスライディングピラーという、後にマクファーソン氏によって生み出される現在の主流であるマクファーソンストラットのヒントになったであろう構造です。
    ・確か、このサス形式はついこの間まであったモーガン社で生産されていた筈です。


    ・昔の車はフロントもリヤも全部リーフリジッドですが、他にも現代から見ると信じられない基本構造の差があります。
    ・まず、大衆車(と呼んでよいかどうか)には、まずダンパー(ショックアブソーバとも呼ばれる)が存在しません。リーフスプリング自体の摩擦で吸収できたのかもしれません。
    ・次に、ゴムブッシュが無い。防振ゴムをふんだんに織り交ぜてボデーとサスペンションアームを繋いでいるのは現代の車両の大きな特徴となっています。
    ・車両は、有名なMGミジェット初代。

    ・重い車にはこのようなフリクションダンパー(摩擦板)が装着されていました。
    ・現在の回転ダンパーのルーツ自体はダンパーの源流に通じているものなのですね。





    ヤーノのレースカー。
    こんな歴史上の名車まで常時展示されています。

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